■アゼツライト
アゼツライトは石英の一種ですが、スピリチュアルな方、ニューエイジ系の哲学を追求している人には欠か
せない
ユニークな石英です。Heaven&Earth社の商標名になっており、アメリカ、ノースカロライナ州で
発見されましたが、
アゼツライトとしての産出は非常に稀少で現在はその鉱山も閉山しており、市場での 流通も少なく、入手も困難です。
アゼツライトは多くの「石」の中で、フェナカイトと共に最もハイ・バイブレーションの石として『最高のパワー ストーン』
と呼ばれるものの一つです。
水晶の仲間なので、もともとある水晶のパワーはすべて持っている上に、非常に純粋で、極めて高い振動数
を持ち、
心の中にある光を見出させ、その光を一層輝かせる、素晴らしい石です。
この石には宇宙的な光と強さの中に優しさ、気品、包み込むような愛、暖かさ、柔らかさを感じます。
元々波動を高く持っている方、スピリチュアルな関心の高いライフスタイルを持っている方、陰陽のバランスが
ニュートラルの方にとっては、初めてでも自然に身につけられる優しいパワーストーンです。
本来アゼツライトは非常に多次元的な石だとされていますが、この石は色々な意味での曇りを晴らす、
滞りを綺麗
にする力を持ちます。それは意識的なレベルであったり、身体のリンパの流れを綺麗にすると
言ったように、
ヒーリングストーンとしても大変有用な石です。
また、他のパワーストーンと一緒に身に着けると、そのパワーストーンのエネルギーを高めるようにサポートしてくれる
大変包容力のあるパワーストーンでもあります。
〜アゼツライトのヒーリングパワー
○穏やかで波動の高い生活を求めるときに有用です。
○心身のバランスを高いレベルで安定させたい時などに最適なヒーリングストーンです。
○他のパワーストーンのエネルギーを高めるようにサポートしてくれる包容力。
■ダイヤモンド原石
ダイヤモンドは炭素のみでできており、地球の中心部近くでマグマの高圧に耐えて形成されました。
数ある宝石の中でも最も有名なダイヤモンド。存在する石の中で最も硬く、そして最も強く輝く石です。
ダイヤモンドはカットをした時点でその美しさと共に別の潜在するエネルギーが活性化されます。
そのエネルギーは強烈な2面性を持っており、持ち主の意識や願望をプラス面のみならずマイナス面も
強化します。それは原石の段階よりもはるかに強く、古くからダイヤモンドにまつわる言い伝えに悲惨
な物が多いように、カッティングされたダイヤモンドの扱いは注意が必要です。
その意味では、カットされてない原石は本来のダイヤモンドのエネルギーを持ち合わせつつ、他の石の特性
を強める絆的役割があり、とても穏やかな面を持つ石でもあります。
そして、永遠の絆を象徴し、持ち主を強力に守護する「ダイヤモンド原石」はパワーストーンの組合せを
したとき、他の石たちを引き立てながらも、自分自身もキラッと光輝くその存在感は他の石には見られない
独特なオーラを感じます。
◇◆ダイヤモンドのヒーリングパワー◆◇
○精神の明晰さ ○悪霊を払う ○永遠の絆 ○持ち主の思念を強化、増大させる
○必要な人間関係や富、財産を引き寄せる ○人生を成功に導く ○他の石の特性を強める
■ムーンストーン
月の光を宿したようなムーンストーンは、古くから神秘的な力を秘めた石として人々に愛されてきました。
『月』は女性の象徴であり、そのエネルギーを持つとされるこの石は、女性をサポートしてくれる力にあふれています。
怒りや悲しみなどで情緒が不安定になっている時、この石を身につけることで波立った感情を穏やかに鎮め、
平和なハートを持ち続けることができるでしょう。
また、『恋人たちの石』『愛を伝える石』とも言われ、持ち主を優しく大らかな愛情で満たしてくれるといわれています。
愛する人との出会いと恋愛を成就させ、幸せな結婚そして家庭へと導いてくれるでしょう。
大切な人へのプレゼントにも最適の石ですね。
情熱的なパワーも持つとされますので、マンネリを感じている関係にも新鮮な風をもたらしてくれます。
また、インスピレーションを高め、感受性を豊かにし、自分のなかに眠っている力を引き出してくれるパワーもあります。
自分の進むべき道に迷っている人には、その迷いを取り去り、そっと正しい選択へと導いてくれます。
そのため、どのような場所でも、清らかで優しいパワーを発揮してくれるでしょう。
古代インドでは"聖なる石"として聖職者が身につけたり、豊穣を祈って農具につけたりなど大切に扱われてきたようです。
また、ヨーロッパでは『旅人の石』として、旅に出かける際は安全を祈願して、この石を身につけたといわれています。
ムーンストーンは、古くから神秘的な月とのかかわりが深く、そのエネルギーを宿した石とされ、多くの人々に
愛されてきたパワーストーンといえるでしょう。
●○ムーンストーンのヒーリングパワー○●
○月のエネルギーを受容する ○将来への見通し、未来予知 ○宇宙意識と繋がる
○感受性を高める ○トラウマの癒し ○女性性を高める○永遠の愛を象徴する ○愛を伝える石
女性性を高めてくれますので、女性特有の生理痛や肥満、更年期障害などの悩みをサポートし、出産を安心して済ませて
くれるといわれてきます。また、穏やかで優しい気持ちにさせてくれる効果もありますので、うつやノイローゼなどから持ち主
を守るとされています。
■タンザナイト
”身を守る・変容する力・愛の石でもある稀少石、タンザナイト”
タンザナイトはラヴェンダーブルー色等のゾイサイトのことを言います。《キリマンジャロにかかる、夕暮れの夜空の色》と
喩えられ、本来「ゾイサイト」という鉱物名が正解です。1967年にアフリカのタンザニアで発見されたことから、その産地に
ちなみ、アメリカの宝石会社ティファニーによって「タンザニアの夜」を意味するタンザナイトと名づけられ、それが現在では
世界的に定着した呼称となっています。
産出量が極めて少なく、タンザニアのアルーシャ地区にあるメレラニ鉱山でルビーを探していたマニュエル・スーザによって
発見されたといわれています。また、タンザナイトはこのメレラニ鉱山以外では発見されていないようです。
世界で唯一メレラニ鉱山でのみ採れる石、それがタンザナイトです。
最近ではグリーンがかったものが主流で、ラヴェンダー・ブルーのものは天然では殆ど見かけないようです。
タンザナイトの色をひと言で表現するのは難しいです。お昼の自然光では鮮やかなブルーですが、夜の光や人工的な
光に照らすとパープルに見えたりするからですが、また、見る角度や光の当たり方でも色が変わるという、とても神秘的で、
宝石としても大変美しい石です。
また、色合いとしてはピンク色や、俗称で生タンザといわれる、より濃密なインクルージョン(内包物)を見せる、青紫や
茶褐色、黄金色のタンザナイトもあり、これらもとても稀少です。
タンザナイトは、高い意識を持つ変成岩で、極めて深い瞑想状態を促すといわれています。
古代ケルトの民族では「霊力を授ける魔法の石」としても使用されていた高い波動を持つ石です。発見されて間のない
この生まれたての石は、パワーいっぱいで、人生における重要な局面や困難な状況に陥った場合、複雑に絡み合った
事象をひとつひとつ解きほぐして解決へ導いてくれるといわれています。タンザナイトの効果は総合的にいって「人生を
良い方向へ導いてくれる石」と言って良いでしょう。また、自己啓発にも積極的に取り組めるようになるため、ひとりの
人間としての格を引き上げてくれるともいわれています。
透明度の高いものは大変高価で、そのほとんどは宝石として扱われます。しかし同じ結晶構造の残るこの少し不透明な
タンザナイトでも十分効果はあります。ぜひ、その素晴らしいパワーと、この石の持つブルーパープルの美しい色を体感
してほしいと思います。
前述したようにタンザナイトはメレラニ鉱山でしか採れないので、なかなか目にする機会がないかもしれません。
そんなタンザナイトをもし目にする機会が訪れた場合、あなたの人生にとって重要な局面を迎えている…と考える人も
多いです。そしてタンザナイトは、良い恋愛を運んできてくれる石ともいわれています・・・。
〜タンザナイトのヒーリング効果〜
○澄み渡る心をもち、意識を高揚させ、神の啓示や先人の叡智から情報を得る
○迷っている心や人生の転機に冷静な判断力や決断力を高める
○直感を研ぎ澄ませ、洞察力やコミュニケーション力を高める
感情に振り回されず、冷静な判断で物事を整理する事ができるようになります。鎮痛作用もあるとされ、炎症を抑える
薬としても用いられてきました。血圧を下げる働きもあると言われています。
■ジェード/ジェダイト(本斐翠)
古くから、世界各地のいろいろな民族が、『魔法の石』としてこのジェダイトを崇めてきたとされています。
ネイティブアメリカンは、この石に彫刻を施し『聖なる護符』とし、また、スペイン人は、中央アメリカ遠征の時にこの石を
発見して以来お守りとして大切にしてきたといわれています。
翡翠の歴史では日本が最も古く、縄文時代から勾玉として使用されてきました。
翡翠は、『忍耐、調和、飛躍』を表す鉱物とされ、持つ人に大いなる叡智を授け、素晴らしい人徳を与えてくれるといわれています。
落ち着いた冷静さと揺るぎない忍耐力を養い、災いや不運から持ち主の身の安全を守ってくれるでしょう。
不安で落ちつかない夜にも効果を発揮し、持ち主に平和な眠りをもたらしてくれるともいわれています。
冷静さや沈着さを高めてくれるため、自ら災害に巻き込まれることも防いでくれるでしょう。
また、東洋では古来より『あらゆる成功と繁栄』を象徴する石として大切にされてきました。
秘めた能力を開花させ、夢や目標を達成させる心強いサポートをしてくれるといわれています。
翡翠は、その豊富な色の原石が、美しい"翡翠"(カワセミ)をイメージさせることから"翡翠玉"と呼ばれるようになり、その名前が
中国から日本へと伝わってきたとされています。
古く中国では、五徳(仁・義・礼・智・勇)を高めるとされ、富豪らは正妻に翡翠を贈り、第二夫人にはダイヤを贈ったとされています。
また翡翠は玉(ギョク)と呼ばれることがあるそうです。
古来より玉(ギョク)には神秘的な霊性があると信じられ、神や皇帝などと結び付けられていました。
国王の座る椅子を『玉座』と呼ぶのは、そうした名残です。
この日本でも古くから『豊穣、生命、再生』をもたらすものと信じられ、また神聖な石であると同時に、「幸運の石」として大切にされて
きたといわれています。
そうした、さまざまな伝承が残るジェダイト。東洋人には、特に深い歴史となじみをもつパワーストーンです。
〜ジェダイトのヒーリングパワー〜
○新陳代謝を活発にして、腎臓や腹蔵などの病気の治療に効果があるとされています。
○また、目の病気の治療や、体内に停滞した毒素を排除する治療に用いられたと伝えられています。